Musical Silence 原 文雄のブログ

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<<   作成日時 : 2006/08/09 04:04   >>

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 原です。

 やっとオーケストラ曲が完成した。
 完成まで長かった。しかし終わった。


 自分は常々、集中力には自信があったつもりだ。
 しかし過去にこれほど集中したことがあっただろうか、と思う。
 一日作曲をすると、本当に疲れすぎて動けなくなり、決まって背中や首が痛んだ。
 座ってパソコンに向っているだけなのに、全身に異様に力が入ってしまっていて、その結果痛んでいるようなのだ。

 別に集中したからどう、というわけではない。偉くもなんともない。
 ただこの曲にこれまでの自分の集中、を超えるものを要求された、ということだけだ。

 前にも書いたが、この曲は可能な限り音楽的なシステムに頼ることなく、書いた。
 自分の感覚、そして音感だけが、頼りだった。
 そして完成した結果、この曲はこれまでの曲の中で、最も自分そのものを吐き出した、という感じが強い。

 そのせいか技術的でない部分、つまり発想した部分においては、それほど悪くない。
 特に旋律、各パートにあてがわれた一つ一つの旋律には、多少なにかあるかもしれないし、自信も持っている。


 しかし反面、オーケストラを書く上での技術的に足りない部分、経験の足りない部分、そういうものは如実に現れたように思う。
 そこの部分では自分への不甲斐なさを思い知った。
 これからあらゆるオーケストラ曲のスコアを見るときの眼は変わってくるだろう。
 それでこれまでとは違った蓄積がされなければならないだろう。



 書き終わってもっと開放感に浸れるかと思ったが、全くそういう感じがない。
 悔いばかりが残っている感じだ。
 しかしこれは今の実力なのでどうしようもない。やれるだけのことはやったと思う。

 でもだから悔いがないということではないのだ。
 やれるだけのことをやっても、悔いは残るのだ。自分が完全に納得できる曲が書けたのでなければ。すくなくとも僕はそうだ。

 次につながる、とかそういうことばかり言っていてもダメだ。
 この1曲、そういうの一つ一つが全て勝負なのだ。



 曲のタイトルは「IN THE AIR」という。
 邦訳はできない。「AIR」という単語は、多義的だ。

 由来をなんとなく書くと、

 1:私たちは常に空気の中にいる。
 2:この曲はフルート・コンチェルトだ。筒を空気が抜けていく時の音。
 3:「AIR」にはアリアという意味がある。この曲は徹頭徹尾、旋律として、つまり歌として書いた。もちろんそれは非現実の、抽象の歌だ。
 4:もちろんそのままの意、空中を漂う、という感じ。

 ほかにもあるのだが、だいたいこんなところだ。


 とにかく今はやや脱力気味だ。
 もっとタフにならなければ、と思う。これからオーケストラ曲を書き続けるならば。


 まとにかく演奏されることを祈って・・・。

 それでは。

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