ライフワークとしてのピアノ曲の作曲

 原です。

 僕はこれまでずっと、ある意味ライフワークとして、ピアノ曲を年に数曲書いてきています。
 それは自分の作曲の火を絶やさない為の、なんていうか、筋トレみたいなものです。
 ですので、基本的には何も考えないで、肩肘張らず、自分の好きなように書きます。
 結果全くその時の自分が正直に映し出されるかたちになるので、今の自分の状態をそこから知ることが出来たりもするわけです。


 話は変わりますが、最近、もう少し初見に強くなりたい、とよく思います。
 ピアノが上手くなりたい、というよりも、単に初見が強くなりたいのです。
 スコアを読む、また分析する、というのも大事なのですが、なんだか最近は、人の曲を自分の手で弾いて、肉体に音楽を入れるようなことをもう少ししたい感じなのです。

 それで最近よく、好きなドビュッシーとかショパンとかラヴェルのピアノ曲をつっかえながら、初見で弾いています。
 これは練習する、ということではなく、あくまで自分に向けて、弾いているのです。曲との触れ合いと言ってもいいと思います。
 人に聴かせるわけではないから、練習はいちいちしません。それよりは沢山の曲に触れたいわけです。
 しかしやはり自分の初見の力では不可能な曲も当然あります。
 それがとてももったいない、と思うわけです。その曲に触れる機会を持てない訳だから・・・。
 まあ、初見はやっていればどんどん強くなりますので・・・。


 ピアノ曲の作曲は、やはり音に直接触れた経験が正直に反映されていくものだと思います。
 特に僕のようにあまり考えないでピアノ曲を書く場合は、なおのことだと思います。

 考えてみれば、僕の今までのピアノ曲は、多分僕が家で独りでやる、即興演奏で触れた音から生まれたものが殆どだと思うのです。
 しかし最近、それではつまらないのです。もっと広がりを持ちたくなった、ということなのでしょう。


 今またピアノ曲を何曲か作り始めました。
 今の自分から何が出てくるのか、自分がどのように変化してきているか、が分かるのでは、と思います。

 それでは。

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