WEBの音楽

 原です。

 最近では、特に企業の広告WEBサイトだと、音楽が付けられていることが結構あるので、そういう仕事の依頼が来ることがある。
 ちょうどこの間もこういう仕事が来て、さっき確認したら無事アップされているようだった。

 この手の仕事の難しい所は、もちろん例外もあるだろうが、基本的にはあまり音楽が主張しすぎてはいけないところだ。
 もちろん音楽が主導していくタイプの広告のありかたもある。しかしその場合は既にある楽曲が想定されている場合や、直接商品を露出せずに、音楽によってあるイメージ的なものを暗示する場合などが多いだろう。
 今回のように商品の画像がメインの場合では、音楽が主張しすぎていて、画像や動画などに目が行かない、ということを避けなければならない。
 普段、音楽になんとか強い主張を持たそうと日夜努力しているのだから、これは完全に頭を切り替えなければならない。


 今回やったメルセデス・ベンツの仕事も、幾つか案を出し、採用されたものは必ずしも自分が一番良いと思うものではなかったが、やはり自分が良いと思うものはより音楽が強く抜け出てくるようなものなので、恐らくこういう媒体には向かないのだろう。
 プロとしてそれは分かってはいるのだが、やはり体に染み付いてしまっている「音楽的に主張しよう」、という感覚を抑えるのは簡単ではない。知らず知らずのうちに音楽を主張させようとしてしまう。
 まあだからこそ多くの制作スタッフのフィルターを通ることは重要なのだ。

 また今回のメルセデスのの新商品は、四駆だったわけだが、もちろんこのような場合「四駆」というものに人々が抱くイメージというものの最大公約数を示す音楽とはなんだろう、ということを考えねばならない。

 これはなかなか難しいことなのだ。
 一人一人やはりイメージのブレはあるだろう。だから自分のイメージに引き寄せすぎてはならない。

 今でも採用されたものがそういう最大公約数を表現できていたかは分からないが、なんとか商品のイメージを高めるのに一役買ってくれていればいいのだが・・・。

 それでは。

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