1日で数小節づつ・・・

 原です。

 このところクラリネットアンサンブルのための曲の作曲に集中している。
 毎日それなりに勤勉にやっていはいるのだが、進行は遅々としている。


 今回の曲は前回のオケの曲とは違い、夥しい量の音を積み上げて作曲しているため、1小節書くだけでも非常に時間がかかる。

 基本的にこの曲はテンポが80で4/4拍子の曲なので、1小節が約2.5秒という計算になる。
 今書いている部分は特に非常に大量の音を操作しなければならないので、1日に4~5小節くらいしか書けない。

 もちろん全ての部分をそのような遅さで作曲するわけではないが、少なくとも今書いている部分は1日に10秒ほどしか書けていない計算になる。
 恐ろしい遅さだが、仕方がない。このような作曲の場合、それぐらいのものだと思う。

 今日ようやく、苦しいところを脱したので、明日からはもう少し多く書けるだろう。


 それにしても、本当にこういう現代音楽の作曲というのは報われない作業だとも思ってしまう。

 普通の調性のある曲やポップスであれば、全く作曲に時間がかかることはない。むしろ僕は作曲は早いほうだと思うし、周囲の評価でもそれは同じだ。
 しかし現代音楽となると、話は全く別になってしまう。
 簡単に言えば、頼るものが非常に少ないからだ。
 今回に関しては、自分の感覚にさえも全面的に頼らないような書き方をしている。
 だから作業は極端に遅くなる。

 しかしそれほどの時間をかけて作っても、現代音楽は決して聴衆が多い音楽ではない。
 今回に限って言えば、仕事なので、確実に演奏してもらえるというのは救いなわけだが・・・。

 ま、やはり、まず好きでなければ出来ないだろう。
 だが、僕は現代音楽というものが本当に好きなのだろうか?わからない。
 ただ僕は、少しでも手垢のついていない、真にアーティスティックな部分が問われる場所で、作曲がしてみたいだけなのかもしれない。
 多分にナイーヴなことを言っているのは自分で理解はしている。


 僕は、ただ音楽が好きだから音楽をやっている、わけではない。
 ただ仕事、というわけでもない。
 ただ、音楽に触れていれば幸せ、ということでもない。

 この話は長くなるのでまた書きます。


 そろそろポップスも書きたくなってきた・・・。
 これ終わったら書こ。

 それでは。

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