新プロジェクト

 原です。

 今、誘いを受け、数人のミュージシャンとポップスのプロジェクトを計画し、進行させ始めている。
 それは今のところどういう形になるのかまだよく分からないので、はっきりとしたことは言えないのだが、バンドのような形を取ることはない、と思う。
 基本的に僕は、サンダルバッヂ以降、もうバンドをやらはないと決めているからだ。


 そのプロジェクトは、どうもブラック・ミュージックを中心としたものになりそうだ。
 しかし僕は基本的に日本語でやるブラック・ミュージックというのをそれほど信用していないところがある。
 日本語とブラック・ミュージックは背反するなにかがあると思うからだ。
 逆の言い方をすれば、全てのブラック・ミュージックは英語という言語のリズムと非常に深く関わった音楽なのだ。
 それを離れては、もう違った音楽になる、と僕は思っている。
 発声を彼らに近づけてみたり、節回しをそれっぽくしてみても、そんなのは、表面的なことだし、さらにその点ではどんなことをしても彼らには勝てない。

 極論を言ってみれば、別に我々が無理にブラック・ミュージックをやる必要なんて、本来全くないのだ。 
 あれは彼らのものなのだ。我々のものではない。軽々しく自分達のもののように思ってもいけない。


 まあ、しかしそういうことをあまり言っても仕方がない。

 ブラック・ミュージックのエッセンスを用いながら、うまく折り合って、日本のポップスをうまく作ればいいのだ。

 そういう偉大な日本のアーティストはそれなりにいる。ドリームズ・カム・トゥルーや宇多田ヒカル、サザン・オールスターズ、そしていくつかの優れたジャパニーズ・ヒップ・ホップ・アーティストなど。

 こういうアーティスト達の音楽を「あれは本物のブラック・ミュージックじゃあない」と批判する人がいるが、それは見当違いだ。
 そもそも日本人が「ブラック・ミュージックそのもの」をやる、というのが間違っているのだから。

 彼らは、そのエッセンスを借り、うまいこと「ちょっと新鮮な良い日本の歌謡曲」を作った、ただそれだけだ。
 そしてそれでいいのだ。


 僕なりのスタンスで、ブラック・ミュージックと改めて接してみ、良い日本のポップミュージック・歌謡曲を作れれば、と思う。

 それでは。

この記事へのコメント

及川
2008年04月27日 22:35
原 様

おひさしぶりです。
検索しててサイトを見つけました。
出世しててビックリです。がんばってるね!

では(^^)/